日常

新しい1年の始まりの日、君が心安らかでありますように。

2010年を振り返ろうと思っていたら、 いつの間にか年が明けていた訳で。 働き始めてから毎回のように、大晦日や元日を実家ではなく 会社で過ごしているけれど、それはそれでしょうがないと思える。こんな特別なときにも、どこかで働いている誰かがいるこそ …

私がいつか知っていた君の「君らしい」部分は、今はどのくらい残っているのだろう

夏の休暇は恐らく秋にずれ込みそうだということもあり、 人は多く航空券も高かったけれど、ゴールデンウィークは実家に帰って、 たった数日ながらも心ゆくまでゆっくり過ごした。 普段はなかなか逃れられない仕事のことも、極力忘れて。いつも家に帰る度に、…

泣きたくなるような、天気のいい日。君にはどんな空が、見えていますか。

引っ越してから、もう1ヶ月が経とうとしている。 2月は逃げる月、3月は去る月とは言うけれど、 時間の経つ早さというのは本当に恐ろしい。2月末に引越しを手伝いに来た母がちょうど帰ろうかという頃、 ゲームをエサに、新しい家具の受取などのために留守番を…

あの頃君が来たいと言ってた、君のいない街に今、住んでいる。

おおよそ1年と10か月。 ようやく住み慣れてきたこの街、この部屋とも、 ついに今週でお別れをします。「福岡から来て最初に住むのがどうしてそこなの?」とか、 東京に以前から住んでる人たちにも 「えーっと、それってどこだっけ?」と言われるような、 ど…

君のいない新しい年を迎えるの、もう何度目になるんだろう。

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。ということで、駆け足で振り返る、年末年始のこと。12月下旬某日 仕事帰りにふと思い立ち、「劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」 を観に行く。出来がいいとか悪いとか、TV版と…

あの時もう一度同じ言葉が聞きたくてわざと、聞こえないふりをしていた。

本当に欲しいものは一生手に入らないのだとなんとなく思っている、 心の奥でずっと。思い返せば、何かを自発的に望んだときには、 叶わないことの方が圧倒的に多かった。小さい頃、誕生日にケーキを買って家に友達を呼ぼうとしたら 数年に一度の大きな台風が…

君に心からのおめでとうを言うためなら、どこまでだって飛んで行こう。

友達の結婚式という、帰省するにはうってつけの口実を手に入れて、 10月から11月に変わる数日を実家で過ごした。そこに漂う空気は、何もかも変わらないけれど (弟がいない分、少し静かになったような気もする) 父の作ったステンドグラスが少し増えていたり…

寒さと共に思い出すのは、幸福だった時の思い出とそれを失った時の痛みと。

いったん秋に入ってしまうと、 そこから冬に至るまでの流れは、泣きたくなるほど早い。 あっという間に日が暮れて、 自分だけが世界に取り残されたような気持ちになる。視覚的にも、ほとんどワイシャツ姿だった外回りのサラリーマン達が 背広を着込んで歩く…

あの頃私たちは狭い世界で幸せに生きてた。

大型連休だシルバーウィークだと世間が浮足立っている今週。 私もちゃっかりとその恩恵に預かり、 溜まっていた代休と合わせて9連休を取得したので、 弟の住んでいる京都に遊びに来た。 ずっと家にいて、とことん自分のしたいように過ごす連休というのも か…

番号もアドレスもなくしたら、もうつながることもないのかな。

ここ最近は、いろんな懐かしい人に会った。 仕事の合間のランチだったり、 相手の職場にお邪魔したり、 全てが終わった後のわずかな時間だったり。 そしていろんな話をした。 昔に戻ったような、とりとめのない話も、 今にしか、できないような話も。 社会人…

楽しいことばかり思い出したよ、もう君はいないのに。

前に書いた通り先週は1週間夏休みをいただき、 ずっと実家でのんびり過ごした。 職場では、夏休みともなると地球の裏側や南の島など 旅に出る人がとても多いので、 もっと遠くに行ってきたらと言われたけれど、 つめの先まで馴染んだ空間の中に守られて セミ…

青空の下きっと君は笑っていると、信じる私の身勝手。

もしも友人が、趣味の数だけ存在するとしたら、 人生はきっと、飽きることなく楽しいと思う。例えば私だったら、 コーヒーではなく(重要!) 一緒においしいお茶を飲んでくれる人だとか、 10人に聞いても「何それ?」って言われそうな 映画や展覧会を観に行…

もう一度、名前を呼んで、その声で。

世間の皆さんが3連休なんて浮かれていると少し悲しくなる、 休日出社の土曜日。 よほど忙しい仕事だと思われているかもしれませんが、 お休みの日には意外と、社内はがらがらです。 その代わり、観光に来られるお客さまは増えます。社会人もようやく2年目…

笑顔の下に全てを隠して。

梅雨前線の停滞にともなって、 体も心も落ちるところまで落ちて 毎日続く微熱と頭痛に悩まされ、 慣れない環境もあって、 すべてを投げ出してしまいたくなるような日々。そんな時は何にも縋らずに、 ただじっと時間が経つのを 待つしかないのだきっと。 そう…

誰にも気づかれない世界の片隅で。

試験的にブログをつけ始めてみました。 そもそもwebで日記をつけるという動機が、 あまりに早く記憶から失われる日々を繋ぎ止める という個人的なものだったので ブログのようなオープンな場は似合わないと 思っていたのですが、なにぶん仕事が忙しいので、 …