もう一度、名前を呼んで、その声で。
世間の皆さんが3連休なんて浮かれていると少し悲しくなる、
休日出社の土曜日。
よほど忙しい仕事だと思われているかもしれませんが、
お休みの日には意外と、社内はがらがらです。
その代わり、観光に来られるお客さまは増えます。
社会人もようやく2年目を迎えて、たくさんの人に名前を知ってもらって、
いちばん不思議に思うことは、
頼んだ訳でもないのに誰もが、子どもの時からと同じ呼び方で
私のことを呼ぶということだ。
初めて話すような人でさえ。
学生の時、先生にも、いつの間にかそう呼ばれるようになった。
「○○君」と呼ばれる時の背筋が伸びる感じも好きだったのに。
よっぽど呼びやすいんだろうか。
名前というのは魂の輪郭なのだろうと思う。
たとえば私が、心も体もどんなに変わっても、結局のところ
「○○」と呼ばれ、認識される存在であることには変わりなく
何をしたって、それ以外の何者にもなれないのだ。
だから、私は自分が「○○」でなくなる時のことを
今のところ想像すらできないのだ、
たぶんね。
子どもの頃は大嫌いだったけど、
みんなに呼んでもらえるこの名前が
今では少し、好きになれた気がする。
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「たったひとことだってもらえれば
人って思った以上に
簡単に報われるものよー?」
- 作者: 青桐ナツ
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超マイペースな男子高校生と、我慢強い小さな従兄弟のゆるーい日常。
甥や小さな従兄弟ってかわいがるにちょうどいい関係性だと思う。
(弟はまだ学生なので、甥ができるのは当分先だが……)
1巻に出て来る長谷ちゃんという娘に似ていると言われたのだけれど、
読んでみたらどう見たって何事にもやる気ない主人公の方が私に似てた。